Sinn 特殊結合方式の回転ベゼル

特殊結合方式の回転ベゼルは通常のはめ込み式ではなく、ジン社独自の特殊技法でケースにセットされているので、絶対に外れることはありません。
新設計によって装着は確実ですが、修理にあたっては分解は容易にできるようになっています。

さらに、モデルU1000については衝撃などにより意図せずベゼルが回転しないための安全システムを搭載しています。
U1000の回転ベゼルは、ベゼル2点を下に押し下げることで初めて回転させることができます。
この安全システムは、モデルT1およびT2にも搭載されています。

  1. ジン特殊時計会社
  2. 歴史

使うためだけの時計

ジンの正式名は、ドイツ語で「ジン スペツィアルウーレン」―――日本語では「ジン特殊時計会社」という意味です。独自のテクノロジーを生み出し、伝統的で精緻な職人技とパイオニア的な革新性を一体化させることによって、身に着ける人が生涯信頼できる極限的状況でも最高の精度を保証する時計を製作しています。『使うためだけの時計』作りがジンの哲学です。重要なのは機能性で、そのため、ジンの時計には、実際に役立つ機能のみが搭載されています。

ジン社の歴史は1961年に遡ります。ドイツ軍パイロットで飛行教官でもあったヘルムート・ジンが、自らの名前をブランドに冠し、フランクフルトでパイロット用の時計を作り始めたのがその発端です。
これは時計というより航空機器に近いもので、視認性が良く、機能性が高く、そして堅牢な作りは、プロフェッショナル・パイロットたちのニーズを完璧に満たしていました。

1961
創立計器飛行教官であり、第2次世界大戦においてはパイロットでもあったヘルムート・ジンがフランクフルト・アム・マインに「ヘルムート・ジン特殊時計(HelmutSinnSpezialuhren)社」を創設。同社はナビゲーション・コックピットウォッチとパイロット・クロノグラフの製作に特化していました。

1985
140Sが宇宙に

ドイツの物理学者であり宇宙飛行士でもあるラインハルト・フラーが、スペースラブ・ミッションD1の期間中、140Sを手首に装着。これにより、SINNの自動巻き機械式時計が無重力空間でも機能することが証明されました。

1994
マグネチック・フィールド・プロテクションを開発

ムーブメントが自由に振動するよう吊り下げられた純チタン製モデル244です。SINN社が実現したこの防磁性能は、耐磁時計に関するドイツ工業規格(DIN)の基準を大きく上回り、磁気から受ける障害を最小限に抑えます。

1995
Arドライテクノロジーの開発

Arドライテクノロジーが、弊社のダイバーズウォッチ203TIArにより導入されました。この技術により、時計内部の劣化プロセスが妨げられ、ムーブメントの信頼性がより長く持続します。また、急激な気温変化でも風防が曇りません。

1996
ハイドロ(HYDRO)テクノロジーの開発

ハイドロ・テクノロジーが、弊社のダイバーズウォッチ403HYDROにより導入されました。この技術により、究極の曇り防止機能、潜水可能なあらゆる深度における耐圧性が保証され、また、水中でどのような角度からでも時計を視認できます。

1998
-45°C~+80°C

SINN特殊オイル66-228の併用により、Arドライテクノロジーが完成の域に達しました。そして誕生した温度安定性テクノロジーが、-45°Cから+80°Cの環境で機械式時計の作動を可能にします。
この新技術を搭載したクロノグラフ303KRISTALLが、世界で最も過酷といわれる犬ぞりレース、ユーコン・クエストでもその性能を発揮しました。

2001
ディアパル(DIAPAL)テクノロジーの開発

ディアパル・テクノロジーが、18Kホワイトゴールド製ファイナンシャル・ウォッチ記念エディション6000により導入されました。このテクノロジーでは特殊な材質の組み合わせにより、潤滑剤がなくても摩擦を起こさずに作動し、長期間にわたって精度を保つムーブメントを実現します。

2003
テギメント(TEGIMENT)テクノロジーの開発

テギメント・テクノロジーがモデル756により導入されました。
この技術を用いて表面を硬化したステンレススチール製ケースは、とてもキズがつきにくくなっています。

ジン正規販売店 時計・宝飾 カマシマ
ジン正規販売店 時計・宝飾 カマシマ
住 所:〒320-0811 栃木県宇都宮市大通り3-1-3
代表者:釜島光顕 (KAMASHIMA MITSUAKI)
営業時間 : AM10:00 ~ PM6:00
定休日:毎週水曜日
電 話:028-633-2739
FAX:028-633-2843

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釜島光顕


顧客との結びつきが希薄になりがちな販売形態ではなく、お客様と信頼関係を築きながら営業する「ふつうの時計屋」を貫いている。