Paul Gerber最終作トリプルローター入荷！

2023.12.12ポール・ゲルバー

引退を表明し最後の逸品となるのか

ポール・ゲルバーが開発した18kゴールド製のトリプルローター（特許取得済み）を追加した大変貴重な時計が入荷しました。
世界限定46本。日本ではおそらく当店だけに正規輸入された時計です。
「ローターが2つ、または3つになったら見ていて楽しいでしょう」。そんな思いつきを実現していくのがポール・ゲルバーです。ユーモアを忘れずに真摯に時計作りに取り組み続けています。オリジナルの発想が詰まったムーブメントは後世の人たちも手入れがし易いようにと、どれも複雑すぎないよう、配慮されています。ポール・ゲルバーのコレクションは、作り手であるポール・ゲルバーの叡智と想いが込められた特別なアイテムなのです。

18kゴールド製のトリプルローターが見えます

チタンケース
ETA 2824-2 に基づく 3個のシンクロゴールドローターを備えた自動巻きムーブメント
パワーリザーブ38時間
文字盤は無煙炭またはロジウムメッキ
数字とインデックスは自社工房で製作
針とロゴは自社工房で制作
大きな日付表示
石数　25石
ケース径42mm
ケース高さ12mm
前面と背面にサファイアクリスタル
裏蓋　7箇所のネジ止め
10気圧防水、ねじ込み式リューズ
レザーブレスレット
「Paul Gerber」の刻印が入ったチタン製フォールディングクラスプ
販売価格￥　SOLD OUT

スイス独立時計師アカデミーAHCIの創設メンバーの一人

1950年にスイスで生まれ、時計師の資格を取得後、27歳で自身の工房をチューリッヒに立ち上げ、一人きりで時計の製造を行っています。1996年に自身の時計ブランドをスタートさせ、これまでにも世界で最もパーツ数の多いムーブメントや、木製の世界最小クロックでギネスに認定されたりと、個性的なアイテムを多く生み出しています。

ポール・ゲルバーの中でも最も有名な時計の一つ

1992年、フランク・ミュラーがこのルイ-エリゼ・ピゲ（LEP）製ムーブメントにパーペチュアルカレンダーを追加しました。この時計はその年のバーゼルフェアに出品され、コレクターに販売されました。その後、新しいオーナーはポール・ゲルバーにフライング・トゥールビヨンを追加して欲しい、と依頼します。彼は既存のテンプとヒゲゼンマイを使って1995年にこれを完成させました。さらに2013年には同じ顧客からの依頼で、今度はフライバック機能付きのスプリットセコンド・クロノグラフ、ジャンピング・ミニッツ、ムーブメントとソヌリ用のパワーリザーブ表示が彼によって追加され、この時計はギネスブックに登録されました。

ポール・ゲルバーは、他に木製の世界最小クロックでもギネスブックに登録され個性的なアイテムを多く生み出しています。