GEORG
その時が訪れました。ゲオルクはラインやエッジを強調したかつての姿を再興するモデルで、手首を飾るスクエアケースの優れた品格がひときわ目を惹きます。
丸みを帯びた形状によってしっくりと腕に馴染みます。
特大のオフセンターのセコンドダイヤルによって一秒一秒にふさわしい価値が与えられるのです。エナメルダイヤルは絹のような美しさでキャリバーVIIIの上に輝いています。時計のムーブメントとしてのこの作品は、その開放的な性質と職人技において再び新たな基準を示すものといえるでしょう。
ケース
大きさ(ラグを除く)40mm x 32mm
厚さ 9.4 mm
サファイヤグラスシースルーバック
アリゲーターレザーのストラップ(裏地シャークスキン)
ピンバックルまたはフォールディングバックル
3気圧防水
ムーブメント
手巻き機構を備えたキャリバーVIII
55時間のパワーリザーブ
時分表示
大きなオフセンターセコンド
Ø 14.5mm
ストップセコンド
ダイヤル
ツーピースのエナメル加工をほどこした四角いダイヤル
ブルーのアクセントのあるアール・デコ調ダイヤル
大きさ
34 mm x 26,5 mm
厚さ
4,8 mm
振動数
18,000 振動/時 (2.5 Hz)
パワーリザーブ
55 時間
石数
ルビー19石、ダイヤモンド1石
機能
時/分/6時位置のオフセンター・セコンド ストップセコンド
価格
rose gold ¥9,350,000(税込)
大きく明快な金型を通して見られる、ゴールドの輪列、レバーやバネは隠してしまうには惜しいものです。前衛的なステンレススチール製のブリッジ、丸みを帯びた表面とポリッシュ加工をほどこした石受けを備えるテンプ受けは、光を取り込みながら同時にあらゆる角度に光を放ちます。さまざまな形や素材、ポリッシュ加工やマット加工をほどこした表面のコントラストによって、作品に深さと幾何学的な印象が生まれます。時計師というのは、限りなく美しく小型化された仕組みをつかさどる建築家であるといえるでしょう。
19世紀、ドレスデンの時計職人マイスターは、主に高度に洗練されたオーダーメイドの作品や極少量生産の作品を特別な顧客のために製作していました。
Lang & Heyneはこの伝統を受け継ぎ、自社で針、ケース、ムーブメントの設計・製作を行うマニュファクチュールであることにこだわりと誇りを持っています。それゆえ、ウォッチメーカーが精魂を込めて手作業で製作する、芸術作品とも言える最高品質の時計は、年間の生産数もわずか数十本です。
FRIEDRICH III
時代にとらわれない気品
この時計のミニマルな外観は貴重なディテールを断念することなくシンプルさを楽しむスタイルを象徴しています。わずかに湾曲したケースバックのサファイア・クリスタルを通してキャリバーVIの姿をつぶさにご覧いただけます。三角形状のブリッジによって歩度が安定し、小さな建築の傑作にも似た、紛れもない本物のLang & Heyneです。
直径 39.2 mm
厚さ 10.5 mm
サファイアクリスタル&サファイアシースルーバック
アリゲーターレザーのストラップ(裏地シャークスキン)
ピンバックルまたはフォールディングバックル
耐水性3気圧
ムーブメント
手巻き機構を備えたキャリバーVI
55時間パワーリザーブ
時分表示
オフセンター・セコンド
ストップセコンド
ダイヤル
ブライト・フロスト仕上げのシルバー・ダイヤル
ローマ数字
直径
14 ¼ Linien (33,5 mm)
厚さ
4.9 mm
振動数
18,000 振動/時 (2.5 Hz)
パワーリザーブ
55 時間
石数
ルビー19石、ダイヤモンド1石
機能
時/分/6時位置のオフセンター・セコンド ストップセコンド
価格
rose gold ¥6,765,000(税込)
シンプルな3針時計は、もちろん最高のスタイルで仕上げられています。
キャリバーVIは、キャリバーVから受け継いだトリゴナルブリッジのデザインを踏襲し、安定した速度、高級時計として重要な機能のみを搭載した、紛れもないラング&ハイネの時計と言えます。
ラング&ハイネの時計は時を計るためだけのものではありません。それは繊細な水彩画が単なる絵であるだけでなく、彫像が単なる大理石の塊でないのと同じです。
時計は身に着ける人から発せられるメッセージであり、その人のスタイルと世才を映します。
歴史においてかつて頭に載せていた王冠が、今日は手首に飾られているので、美的に卓越した外観に加えてメカニズムの魅力はきわめて重要な役割を果たします。時計は生涯にわたって時を刻み動き続ける、驚くべき小型精密機械でもあります。そのため多くの人が収集に情熱を傾けることも不思議ではありません。その魅力は細部に対する時計師のこだわりを知ることでより膨らみます。
一目で分かる紛れもない特徴: 三つのエレガントなストラップ用のラグは両側でリストストラップをしっかり固定しています。真ん中のラグはリューズに対して時計の縦軸を強調するものです。リューズプロテクトが加わり、個性的かつ美しく均整のとれたケースが生まれます。
18・19世紀の技術の再発見と発展:プレートやブリッジや受けは、細やかな表面仕上げをしたシルバーの装いです。豚毛ブラシと特別な工法を用い、ざらざらとした繊細な革のような表面には最後にゴールドの電気メッキがほどこされます。
時計師の高い要求度と誇りはネジの品質に反映されます。私たちがネジの頭部を丁寧に面取りして錫(すず)でポリッシュし、丸みを帯びたネジ先を含めて螺旋部分にヤギ毛ブラシをかけるのはそのためです。明るく磨き抜かれた鋼のネジは部分的に炎のように深い青紫色をしています:専門職人が一日に作れる数はわずか12本から15本にすぎません。
針にはあらゆる努力を惜しみません。それは高度な職人技でハンドエングレービングしたルイ15世針にしてもスペード型やカテドラル型で完璧に研磨しポリッシュした針にしても同じです。針は精確に時を計るうえで最終的に最も重要な部分と言えるでしょう。様々な構造をした三次元の造形には最高レベルの職人技が要求されます。
6本のスポークの輪列は、2016年以降すべてのラング&ハイネの時計において硬質のローズゴールドで作られ、精確かつ最小限の摩擦で動作しています。ゴールド(歯車)とスチール(カナ)の組み合わせは、従来の材質の組み合わせに比べはるかに優れています。電気メッキがいらないことも利点の一つです。
じっと見つめる呼吸:数学的に正確に計算された曲線を描くブレゲヒゲが生み出すテンプの振動は、目を捕えて離しません。これもまず、卓越した技術で丁寧にその形状に曲げる必要があります。この繊細な作業は経験の豊富な専門職人しかできないものです。
丁寧にポリッシュしたゴールドのシャトンの溝によってルビーの受け石に輝きと深さが生まれます。ザクセン地方の伝統を継承して、シャトンはブリッジや受けに埋め込んでネジ留めしています。埋め込んだダイヤモンドはブリリアントカットで、繊細な時計工芸の結晶として冠のように目を惹きつけるハイライトです。その下にはバネのついたルビーの受け石が埋め込まれ、繊細なテンプのホゾへの衝撃をやわらげて保護しています。
生き生きとしたエナメルは様々なダイヤルでその魅力と個性を発揮しています。手間のかかる工程を経て複数の層を重ねていきます:クラシックかつ明快な構造は最高の視認性を約束するものです。
ラング&ハイネのムスターシュ型アンクル-硬質ピンクゴールドで追求する精度:バランス用アームによってアンクル体の重心が調整され、様々なポジションにおける時計の歩度精度が確保されます。
♦ヴェッティン家が輩出した君主が描かれた「君主の行列」
ここにはエルベ渓谷の空気が満ち、川に沿って湿地帯が広がり、斜面にはワイン用のブドウが熟し、人はヴィラから果てしない広がりを眺めます。800年以上の歴史を誇る旧市街の中心部では、貴族ヴェッティン家の9世紀からの宝物が、ドレスデン城とバロック様式のツヴィンガー宮殿で公開されています。宝物館には無数の時計職人、宝石・金細工師の傑作が輝いています。
♦ツヴィンガー宮殿内 王冠の門(Kronentor)
大きな産業としての時計マニュファクチュールは19世紀に入りザクセン地方エルツ山地のグラスヒュッテに生まれています。
これに対してドレスデンの時計職人マイスターは、主に高度に洗練された個々の作品や小さなシリーズ作品を特別な顧客のために製作しました。
この伝統をラング&ハイネは受け継いでいます。職人が精魂を込めて手作業で製作する最高の品質を誇る小さなシリーズの時計、それがラング&ハイネの時計です。
♦ドレスデン ゼンパーオーパーのコンサート・ホール
♦ドレスデン新市街の夜景
♦ドレスデン旧市街の風景
GEORG
その時が訪れました。ゲオルクはラインやエッジを強調したかつての姿を再興するモデルで、手首を飾るスクエアケースの優れた品格がひときわ目を惹きます。
特大のオフセンターのセコンドダイヤルによって一秒一秒にふさわしい価値が与えられるのです。エナメルダイヤルは絹のような美しさでキャリバーVIIIの上に輝いています。時計のムーブメントとしてのこの作品は、その開放的な性質と職人技において再び新たな基準を示すものといえるでしょう。
大きさ(ラグを除く)40mm x 32mm
厚さ 9.4 mm
サファイヤグラスシースルーバック
アリゲーターレザーのストラップ(裏地シャークスキン)
ピンバックルまたはフォールディングバックル
3気圧防水
手巻き機構を備えたキャリバーVIII
55時間のパワーリザーブ
時分表示
大きなオフセンターセコンド
Ø 14.5mm
ストップセコンド
ツーピースのエナメル加工をほどこした四角いダイヤル
ブルーのアクセントのあるアール・デコ調ダイヤル
大きさ
34 mm x 26,5 mm
厚さ
4,8 mm
振動数
18,000 振動/時 (2.5 Hz)
パワーリザーブ
55 時間
石数
ルビー19石、ダイヤモンド1石
機能
時/分/6時位置のオフセンター・セコンド ストップセコンド
価格
rose gold ¥9,350,000(税込)
大きく明快な金型を通して見られる、ゴールドの輪列、レバーやバネは隠してしまうには惜しいものです。前衛的なステンレススチール製のブリッジ、丸みを帯びた表面とポリッシュ加工をほどこした石受けを備えるテンプ受けは、
19世紀、ドレスデンの時計職人マイスターは、主に高度に洗練されたオーダーメイドの作品や極少量生産の作品を特別な顧客のために製作していました。
Lang & Heyneはこの伝統を受け継ぎ、自社で針、ケース、ムーブメントの設計・製作を行うマニュファクチュールであることにこだわりと誇りを持っています。それゆえ、ウォッチメーカーが精魂を込めて手作業で製作する、芸術作品とも言える最高品質の時計は、年間の生産数もわずか数十本です。
FRIEDRICH III
この時計のミニマルな外観は貴重なディテールを断念することなくシンプルさを楽しむスタイルを象徴しています。わずかに湾曲したケースバックのサファイア・クリスタルを通してキャリバーVIの姿をつぶさにご覧いただけます。三角形状のブリッジによって歩度が安定し、小さな建築の傑作にも似た、紛れもない本物のLang & Heyneです。
直径 39.2 mm
厚さ 10.5 mm
サファイアクリスタル&サファイアシースルーバック
アリゲーターレザーのストラップ(裏地シャークスキン)
ピンバックル
耐水性3気圧
手巻き機構を備えたキャリバーVI
55時間パワーリザーブ
時分表示
オフセンター・セコンド
ストップセコンド
ブライト・フロスト仕上げのシルバー・ダイヤル
ローマ数字
直径
14 ¼ Linien (33,5 mm)
厚さ
4.9 mm
振動数
18,000 振動/時 (2.5 Hz)
パワーリザーブ
46 時間
石数
ルビー19石、ダイヤモンド1石
機能
時/分/6時位置のオフセンター・セコンド ストップセコンド
価格
rose gold ¥6,765,000(税込)
ゴールド製のシャトンに据えられた大きなルビーは梨地のシルバープレートと魅力的なコントラストを生みだします。最も小さいアンクルの軸受けの石にいたるまでゴールド製の受けと深青色のネジで固定されています。繊細にポリッシュされた輪列ブリッジや受けの面は、テンワについているスリットの入ったゴールドのネジと同じように輝く光を放ちます。両方の巻き上げ機構歯車のサンバースト仕上げは光りを放つ太陽のイメージです。
これにより時計を秒単位で正確に調整することができます。
♦スワンネックバネとプッシャー調整ネジ
ラング&ハイネの時計は時を計るためだけのものではありません。それは繊細な水彩画が単なる絵であるだけでなく、彫像が単なる大理石の塊でないのと同じです。
時計は身に着ける人から発せられるメッセージであり、その人のスタイルと世才を映します。
歴史においてかつて頭に載せていた王冠が、今日は手首に飾られているので、美的に卓越した外観に加えてメカニズムの魅力はきわめて重要な役割を果たします。時計は生涯にわたって時を刻み動き続ける、驚くべき小型精密機械でもあります。そのため多くの人が収集に情熱を傾けることも不思議ではありません。その魅力は細部に対する時計師のこだわりを知ることでより膨らみます。
一目で分かる紛れもない特徴: 三つのエレガントなストラップ用のラグは両側でリストストラップをしっかり固定しています。真ん中のラグはリューズに対して時計の縦軸を強調するものです。リューズプロテクトが加わり、個性的かつ美しく均整のとれたケースが生まれます。
18・19世紀の技術の再発見と発展:プレートやブリッジや受けは、細やかな表面仕上げをしたシルバーの装いです。豚毛ブラシと特別な工法を用い、ざらざらとした繊細な革のような表面には最後にゴールドの電気メッキがほどこされます。
時計師の高い要求度と誇りはネジの品質に反映されます。私たちがネジの頭部を丁寧に面取りして錫(すず)でポリッシュし、丸みを帯びたネジ先を含めて螺旋部分にヤギ毛ブラシをかけるのはそのためです。明るく磨き抜かれた鋼のネジは部分的に炎のように深い青紫色をしています:専門職人が一日に作れる数はわずか12本から15本にすぎません。
針にはあらゆる努力を惜しみません。それは高度な職人技でハンドエングレービングしたルイ15世針にしてもスペード型やカテドラル型で完璧に研磨しポリッシュした針にしても同じです。針は精確に時を計るうえで最終的に最も重要な部分と言えるでしょう。様々な構造をした三次元の造形には最高レベルの職人技が要求されます。
6本のスポークの輪列は、2016年以降すべてのラング&ハイネの時計において硬質のローズゴールドで作られ、精確かつ最小限の摩擦で動作しています。ゴールド(歯車)とスチール(カナ)の組み合わせは、従来の材質の組み合わせに比べはるかに優れています。電気メッキがいらないことも利点の一つです。
じっと見つめる呼吸:数学的に正確に計算された曲線を描くブレゲヒゲが生み出すテンプの振動は、目を捕えて離しません。これもまず、卓越した技術で丁寧にその形状に曲げる必要があります。この繊細な作業は経験の豊富な専門職人しかできないものです。
丁寧にポリッシュしたゴールドのシャトンの溝によってルビーの受け石に輝きと深さが生まれます。ザクセン地方の伝統を継承して、シャトンはブリッジや受けに埋め込んでネジ留めしています。埋め込んだダイヤモンドはブリリアントカットで、繊細な時計工芸の結晶として冠のように目を惹きつけるハイライトです。その下にはバネのついたルビーの受け石が埋め込まれ、繊細なテンプのホゾへの衝撃をやわらげて保護しています。
生き生きとしたエナメルは様々なダイヤルでその魅力と個性を発揮しています。手間のかかる工程を経て複数の層を重ねていきます:クラシックかつ明快な構造は最高の視認性を約束するものです。
ラング&ハイネのムスターシュ型アンクル-硬質ピンクゴールドで追求する精度:バランス用アームによってアンクル体の重心が調整され、様々なポジションにおける時計の歩度精度が確保されます。
♦左 : ヴェッティン家が輩出した君主が描かれた「君主の行列」| 右 : ツヴィンガー宮殿内 王冠の門(Kronentor)
ここにはエルベ渓谷の空気が満ち、川に沿って湿地帯が広がり、斜面にはワイン用のブドウが熟し、人はヴィラから果てしない広がりを眺めます。800年以上の歴史を誇る旧市街の中心部では、貴族ヴェッティン家の9世紀からの宝物が、ドレスデン城とバロック様式のツヴィンガー宮殿で公開されています。宝物館には無数の時計職人、宝石・金細工師の傑作が輝いています。
大きな産業としての時計マニュファクチュールは19世紀に入りザクセン地方エルツ山地のグラスヒュッテに生まれています。
これに対してドレスデンの時計職人マイスターは、主に高度に洗練された個々の作品や小さなシリーズ作品を特別な顧客のために製作しました。
この伝統をラング&ハイネは受け継いでいます。職人が精魂を込めて手作業で製作する最高の品質を誇る小さなシリーズの時計、それがラング&ハイネの時計です。
♦左 : ドレスデン新市街の夜景 | 右 : ドレスデン ゼンパーオーパーのコンサート・ホール
♦ドレスデン旧市街の風景