釜嶋時計鋪 (栃木県宇都宮市)


当店に残っている写真で、おそらく一番古い写真です。

最新流行諸時計附属品及眼鏡 釜嶋時計舗

大正二年一月十六日写と記されています。
時代を感じさせる店構えもそうですが、人力車や看板の文字、全てが印象的な写真です。
この時代の横書きは好き勝手に書かれていたのですね、右から書く看板の文字とガラスにある左から書く文字が入り混じっています。

生き生きとした人物が写されており、まるで大正時代にタイムスリップした気分にさせてくれます。
一般の町の様子を垣間見れる写真は貴重じゃないでしょうか。
写真好きだった祖父に感謝です。

むかしは、今の「大通り」のあたりを「小袋町」と名づけられていました。
この付近は、大きく蛇行する田川と上河原町(かみがわらまち)とにはさまれた半月形の袋小路になっていたので、小袋町の名が付けられました。江戸時代には、大工・車細工・紺屋(こんや)などが軒を並べていました。

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釜島光顕


顧客との結びつきが希薄になりがちな販売形態ではなく、お客様と信頼関係を築きながら営業する「ふつうの時計屋」を貫いている。