NEDU
世界初、自動減圧バルブがリューズにビルトインされた真のプロフェッショナルのためのダイバーズ・クロノグラフ
『The US Navy Experimental Diving Unit (アメリカ海軍潜水実験隊)』は、アメリカ海軍において潜水任務と減圧潜水の技術向上をその責務とする。減圧ダイビングにとって必要不可欠な「減圧潜水用テーブル」を普及・確立させた部隊である。その功績は、アメリカ鉄道時計の祖として首尾一貫して「Safety First」を掲げ、19世紀末には今日のクロノメーター基準の礎を築いたボール ウォッチと同じ役割を果たしていると言える。
プロフェッショナルダイバーとして過酷な環境に挑む彼らが、このクロノグラフモデルを選んだのは、ごく自然の流れであった。なぜなら「NEDU」は、1秒が生死を分けるような重要性をもつプロフェッショナルダイバーが、実際に使用することを想定し製作されたものだからである。
世界初、潜水時にケース内外部の気圧差をなくす『自動減圧バルブ』がリューズに組み込まれた。また使用感において徹底的に追求したのは、人間工学に基づく片方向回転ベゼルの形状だ。ダイビンググローブを着用していても、容易に操作できるよう設計されている。スイスCOSC公認クロノメーター取得ムーブメントを搭載している点も、正確さが求められるプロフェッショナルの要請に基づく重要な要素である。
ボール ウォッチは、腕時計史に「正確さ」という概念を取り入れたブランドとしての役割を今まで以上に追い求め、製品化することで更なる発展を遂げていく。
ムーブメント
◆自動巻(BALLキャリバー RR1402-C)
◆スイスCOSC認定クロノメーター
機能
◆時分秒針、日付・曜日表示
◆針・文字盤に21個の自発光マイクロ・ガスライト
◆クロノグラフ機能(60秒、30分、12時間積算計)
◆リューズビルトイン型自動減圧用ヘリウム排出バルブ
耐衝撃性
◆7,500Gs
防水性
◆600m防水
耐磁性
◆4,800A/m
ケース
◆チタン製
◆直径42mm、厚さ17.3mm
◆片方向回転式ルミノバ夜光付きセラミックベゼル
◆3.7mm厚の反射防止処理済みサファイアガラス
バンド
◆チタン+ステンレススティール製のフォールディングバックルを備えるテーパー・ブレスレット
文字盤カラー
◆ブラック
DC3026A-SCJ-BK
価格: 517,000円(税込)
優れた防水性と耐衝撃性を実現
優れた防水性と耐衝撃性を実現
特許取得済のセーフティロック・クラウンシステムは、防水性や耐衝撃性を向上させるだけではなく、ケースの中でとても脆弱なリューズを保護しています。時計内部へ水や汗などが侵入する場合、バックケースやガラスから侵入することはほとんど見受けられず、リューズからの浸水が多くの原因を占めます。ねじ込み式リューズではない時計の場合は、特にこのようなリスクが伴います。
エンジニア・ハイドロカーボンのために生み出されたリューズ・プロテクション
エンジニア・ハイドロカーボンのために開発された「セーフティロック・クラウンシシテム」は、リューズの横に配置されたプロテクションプレートが、時刻調整後にリューズを最後までねじ込まないとロックできない構造になっているため、リューズのねじ込み忘れを事前に防ぎます。また、エンジニア・ハイドロカーボンに対して行われる耐衝撃テストでは、リューズへのダメージと防水性を確実にするため、3時位置のリューズプロテクションにも衝撃を直接与え、7,500Gsの耐衝撃テストを実施しています。
特許取得のリューズビルトイン型自動減圧バルブ
自動減圧バルブ
ボール ウォッチは、深海の高い水圧から海面に戻る際、自動でヘリウムガスを排出する機能をリューズに組み込むことに成功しました。リューズに組み込むことでケースサイドに余計な穴を開ける必要もなく防水性能を阻害することもありません。
深海での水圧
深海で着用できる時計を製作する際に必要不可欠な条件は、時計内部からヘリウムガスを排出させることです。深海へ潜水する際、通常ダイバーはヘリウムガスで満たされた圧力室やダイビングステーションなどで過ごし、潜水する深度に合わせ徐々に高い圧力に体を慣らしていきます。その際、時計内部にも同様にヘリウム分子が侵入します。逆に海面に浮上する際も、ダイバーは一定期間減圧室に滞在し、通常の気圧まで体をまた慣らさなければなりません。この際に、時計内部に浸透した過剰なヘリウム分子も排出されなければヘリウムガスが膨張し、時計が破裂するおそれがあるのです。
従来の約70倍。自発光する画期的な夜光システム
マイクロ・ガスライトの威力
自発光のマイクロ・ガスライト(3H)は、スイスの革新的なレーザー技術によって作られた新しい夜光システムで、その明るさは従来の夜光塗料と比べ約70倍にも達し、10年以上にわたり輝き続けます。ボールのマイクロ・ガスライトは、光で蓄光したり電池を用いる必要がなく、どんな環境でも常に正確な時刻を読み取ることができます。
マイクロ・ガスライトの仕組み
自発光のマイクロ・ガスライトは、純粋なトリチウム・ガスを真空のミネラルガラスのガラス管に密閉し、非常に安定した状態で封じ込められています。ガラス管の内壁は蛍光物質でコーティングされており、これにトリチウムから発する電子が作用することで光を放ちます。この発光の原理は、テレビのブラウン管と全く同じ原理です。チューブを針や文字盤に取り付ける場合も、破損の危険を冒さずに行う方法が確立されていますので、時計を着用した人が放射線にさらされる心配もありません。また、長期にわたり時計を着用しつづけても、人間が常に自然界や人工的な機器から浴びる放射線量をはるかに下回ります。
頑強な構造
現在考えられる最高の品質基準に基づいて作られたボール ウォッチのすべてのモデルは、耐衝撃テストにより5,000Gsの衝撃に耐えることが実証されています。耐衝撃テストは国際標準化機構のISO1413に基づく振り子衝撃装置を利用し、円運動をするように設計された振り子のハンマーを1m離れた位置から振り下ろし、時計に衝撃を与えます。
さらに上を目指す耐衝撃性
一部の製品では7,500Gsの耐衝撃性を実証するため、ISOの基準を上回るテストを実施しています。振り子のハンマーを1.5mに延長し、二方向のみならず、第三の方向として、構造上比較的弱いとされるリューズにも衝撃を与えます。「エンジニア・ハイドロカーボン」のモデルはボール ウォッチが特許を取得したセーフティロック・クラウン・システムにより、この7,500Gsの耐衝撃テストに合格しています。また、強い衝撃に耐えるため厚さ5.3㎜のサファイアガラスを採用しているモデルさえあります。
軟鉄製の裏蓋とインナーリング
耐磁時計の構造
ボール ウォッチ製品に採用されている耐磁性に優れたケース構造は、軟鉄製の裏蓋とインナーリングでムーブメントを囲い内部のムーブメントを保護しています。この画期的な合金はケースの形状によりさらに強化され、磁気がムーブメントに進入するのを防ぎ、時計の精度への影響を限りなく遮断します。
耐磁時計の基準
耐磁性とは実際にどのような意味でしょうか。現在の基準では、通常の機械式時計が4,800A/mの磁場に置かれても動き続け、±30秒/日差の残留効果が生じない場合に「耐磁性」がある時計と定義されています。
ボール ウォッチのコレクションの中ではこの基準をさらに上回るモデルがラインアップされており、「EH スペースマスター」は12,000A/m、そして「マグニートー S」は80,000A/mの耐磁性を備えています。
約140kg重に耐えるバックル
装着感に優れた1400ニュートン(約140kg重)に耐えるバックル
ボール ウォッチが特許を取得した両側エクステンション機能付きのフォールディングバックルには様々なこだわりがあります。極限の負荷に耐えうる性能と長期的な品質を実現するため、1つ1つの部品は高品質のステンレススティールのブロックから削り出されて製造されています。また、操作性にもこだわり、両側で22mmのサイズを広げることができるエクステンション・システムは、バックルカバーの内側にしっかり収納されるように設計されています。
バックルの特徴
バックルは片手でも簡単に開くことができますが、ただし一度ロックすると大きな力で引っ張られても開きません。
住 所:〒320-0811 栃木県宇都宮市大通り3-1-3
代表者:釜島光顕 (KAMASHIMA MITSUAKI)
営業時間 : AM10:00 ~ PM6:00
定休日:毎週水曜日
電 話:028-633-2739
FAX:028-633-2843
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1909年創業。JR宇都宮駅西口から徒歩5分、より多くの人に機械式時計の魅力を伝える為にスイスやドイツなど海外の時計メーカーを充実させています。
営業時間:AM10:00~PM:6:00 電話:028-633-2739 水曜定休