BALL WATCH ヴォルケーノ  再入荷


ボールウォッチのタフネスと信頼性を支えるテクノロジーのひとつに耐磁性がある。機械式腕時計の精度は、私たちが日々絶え間なくさらされている磁場により簡単に影響を受けてしまう。人工磁石にほんの少し触れただけで自動巻きムーブメントの部品は磁化し、その機構は完全に停止してしまうのだ。

時計製造における承認基準によると、4,800A/m以上の磁場に置かれても動き続け、1日30秒以上の狂いがない場合に、その自動巻き時計は耐磁性があるとみなされる。

2015年、ボールウォッチがケース内蔵型のミューメタル製耐磁シャッターシステムである「A-PROOF耐磁システム」の開発を始めたとき、この素材を時計のケース自体にも採用できないかその可能性を探っていた。

そして、その結果『ヴォルケーノ」のケースに採用したのである。ミューメタルは、透磁性が極めて高いニッケル・鉄・銅・モリブデンの合金で、他の減衰方法が比較的無効なのに対し、静磁力線または低周波磁力線を引き寄せ、偏向させることが可能な物質。この為通常採用される軟鉄に比べ、はるかに優れた耐磁特性を持っている。磁場に対し極めて高い保護性を持つこの物質を、ボールウォッチは、ムーブメントを覆うように設計したのだ。

耐磁性能を追求する一方で、デメリットになるのが時計の重さだ。ムーブメントを覆うという上時計に重みが出てしまうことをカーボンの素材を採用することで解消した。カーボンファイバーは軽さと耐久性を重要視するF-1レースカーや宇宙船など機体にも使われている材である。この素材を使用することでボールウォッチ従来の高耐磁時計よりも50%の軽量化を実現した。

透磁性の高いミューメタルと、大きな磁石と呼ばれることもある火山に共通項を見出し『ヴォルケーノ」と名付けられた。きめが粗く、溶岩が冷えて固まったような火山岩を彷彿とさせるフォルムが、さらにその名を連想させる。

スペック
ムーブメント
◆ 自動巻(BALLキャリバー RR1102-C)
◆ スイスCOSC認定クロノメーター
機能
◆ 時分秒針、日付・曜日表示
◆ 針・文字盤に15個の自発光マイクロ・ガスライト
耐衝撃性
◆ 5,000Gs
耐磁性
◆ 80,000A/m
ケース
◆ ミューメタルカーバイト
◆ 直径45mm、厚さ12.4mm
◆ 反射防止処理済みサファイアガラス
◆ ねじ込み式リューズ
バンド
◆ ラバーベルト
文字盤カラー
◆ グレーNM3060C-PCJ-GY
販売価格: ¥345,600(税込)
  1. マイクロ・ガスライト
  2. 耐衝撃性
  3. 耐磁性

画期的な夜光システム


マイクロ・ガスライトの威力

自発光のマイクロ・ガスライト(3H)は、スイスの革新的なレーザー技術によって作られた新しい夜光システムで、その明るさは従来の夜光塗料と比べ約70倍にも達し、10年以上にわたり輝き続けます。ボールのマイクロ・ガスライトは、光で蓄光したり電池を用いる必要がなく、どんな環境でも常に正確な時刻を読み取ることができます。

マイクロ・ガスライトの仕組み

自発光のマイクロ・ガスライトは、純粋なトリチウム・ガスを真空のミネラルガラスのガラス管に密閉し、非常に安定した状態で封じ込められています。ガラス管の内壁は蛍光物質でコーティングされており、これにトリチウムから発する電子が作用することで光を放ちます。この発光の原理は、テレビのブラウン管と全く同じ原理です。チューブを針や文字盤に取り付ける場合も、破損の危険を冒さずに行う方法が確立されていますので、時計を着用した人が放射線にさらされる心配もありません。また、長期にわたり時計を着用しつづけても、人間が常に自然界や人工的な機器から浴びる放射線量をはるかに下回ります。

頑強な構造


現在考えられる最高の品質基準に基づいて作られたボール ウォッチのすべてのモデルは、耐衝撃テストにより5,000Gsの衝撃に耐えることが実証されています。耐衝撃テストは国際標準化機構のISO1413に基づく振り子衝撃装置を利用し、円運動をするように設計された振り子のハンマーを1m離れた位置から振り下ろし、時計に衝撃を与えます。


さらに上を目指す耐衝撃性

一部の製品では7,500Gsの耐衝撃性を実証するため、ISOの基準を上回るテストを実施しています。振り子のハンマーを1.5mに延長し、二方向のみならず、第三の方向として、構造上比較的弱いとされるリューズにも衝撃を与えます。「エンジニア・ハイドロカーボン」のモデルはボール ウォッチが特許を取得したセーフティロック・クラウン・システムにより、この7,500Gsの耐衝撃テストに合格しています。また、強い衝撃に耐えるため厚さ5.3㎜のサファイアガラスを採用しているモデルさえあります。

軟鉄製の裏蓋とインナーリング


耐磁時計の構造

ボール ウォッチ製品に採用されている耐磁性に優れたケース構造は、軟鉄製の裏蓋とインナーリングでムーブメントを囲い内部のムーブメントを保護しています。この画期的な合金はケースの形状によりさらに強化され、磁気がムーブメントに進入するのを防ぎ、時計の精度への影響を限りなく遮断します。


耐磁時計の基準

耐磁性とは実際にどのような意味でしょうか。現在の基準では、通常の機械式時計が4,800A/mの磁場に置かれても動き続け、±30秒/日差の残留効果が生じない場合に「耐磁性」がある時計と定義されています。

ボール ウォッチのコレクションの中ではこの基準をさらに上回るモデルがラインアップされており、「EH スペースマスター」は12,000A/m、そして「マグニートー S」は80,000A/mの耐磁性を備えています。

ボールウォッチ 栃木県正規販売店 時計・宝飾 カマシマ
BALL WATCH正規販売店 時計・宝飾 カマシマ
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代表者:釜島光顕 (KAMASHIMA MITSUAKI)
営業時間 : AM10:00 ~ PM6:00
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電 話:028-633-2739
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釜島光顕


顧客との結びつきが希薄になりがちな販売形態ではなく、お客様と信頼関係を築きながら営業する「ふつうの時計屋」を貫いている。